過去形/英文読解の練習問題
以下の英文を日本語になおしてください。
■■問題27
My sister chose two shirts for my graduation present.
今回のポイント
この文では、過去の出来事を伝える「過去形」と、文の後ろにくっついている「前置詞句(for 〜)の意味」の両方を正しく理解することが大切です。
特に英文の中で使われている「chose(選んだ)」という動詞は、形が不規則に変化する「不規則動詞」のグループです。元の形(現在形)である「choose(選ぶ)」との関係をしっかり意識して訳すようにしましょう。
アドバイス
いきなり、日本語訳を見て、正解、不正解で一喜一憂するのではなく、なぜ、そのような訳になるのか、しっかり考えることが大切です。
このページでは、英文に使われている英文法の解説、なぜ、そのような訳になるのかの解説もあるので、本気で英語が上達したいなら、このページをしっかり読んでくださいね。
中学生の皆さんが英文読解で一番最初にやるべきこと、それは「動詞の時制(いつの話をしているのか)」を確認することです。
英文には「過去・現在・未来」という時間の区別が必ずセットされています。この時間を読み間違えてしまうと、いくら熟語や単語を知っていても、文全体の話の内容が大きくズレてしまいます。
文をパッと見たときに「これは昔の話だな」「これは今も続いている話だな」と一瞬で判断できるようになるために、動詞の「過去形」の形(特に不規則に変わるもの!)は、めんどくさがらずにしっかりと暗記しておくことが、英語を得意にする最大の近道ですよ!
英文法の解説
過去形について
例えば、「私はいつもテニスをする」という日本語を「過去」の話に変えたい場合、どうすればいいでしょうか?
「テニスを(【する→した】)」というように、動詞の部分を「した」に変えるだけで過去の話になりますよね。英語の世界でもルールは全く同じです。「現在」の話を「過去」に変える場合は、その文のエンジンである【動詞】の部分を、過去専用の形(過去形)にチェンジしてあげればいいのです。では、どのように変えるのでしょうか?
英語の動詞を過去形にする場合、基本的には元の動詞の最後に「ed」をくっつければOKです。これを【規則動詞(きそくどうし)】と呼びます。
例えば、
「I play tennis.(私はテニスをする) → I played tennis.(私はテニスをした)」という具合です。とても簡単ですね。
しかし、英語には「edをつけるだけじゃない、全然違う形に変身するへそ曲がりな動詞」がたくさん存在します。これを【不規則動詞(ふきそくどうし)】と呼びます。
今回の問題文に出てくる choose(選ぶ)も、その不規則動詞の代表的な一つです。
・choose(選ぶ:元の形・現在形)
・chose(選んだ:過去形)
・chosen(選ばれた/選んだことがある:過去分詞形)
※o(オー)が一つ減ることに注意してください。
不規則動詞は、「ed」をつけるパターンとは違って、一つ一つ口に出して暗記するしか覚える方法がありません。しかし、テストや普段の会話で使われる動詞は、この「不規則動詞」である確率が非常に高いので、早いうちにたくさん覚えてしまうのがお得です!
英文の解説
それでは、問題の文に戻ってみましょう。
My sister chose two shirts for my graduation present.
英文を読むときの基本ルールとして、まずはオマケの情報である前置詞句(for 〜)を見つけて( )でくくってしまいます。
My sister chose two shirts (for my graduation present).
オマケを分けておくことで、文の本当の骨格(メインメッセージ)がハッキリします。
・My sister(主語:私の姉は)
・chose(動詞:選んだ) ※過去形
・two shirts(目的語:2枚のシャツを)
→ 「私の姉は2枚のシャツを選んだ」
という、過去の出来事を伝えるSVO(第三文型)の文であることがわかりました。
骨格が理解できたら、先ほど( )でくくった前置詞の情報を付け加えます。
for my graduation present
・for = 〜のために、〜として、〜に向かって
・graduation = 卒業(graduate「卒業する」の名詞形)
・present = プレゼント、贈り物
「for」という前置詞は、誰かのためという「利益」以外にも、「何のためにそれをするのか」という「用途・目的」を表すときによく使われます。
ここでは「私の卒業のお祝い(プレゼント)+ として(用途)」となります。
つまりこの文は、
「姉が2枚のシャツを選んだ」 → 「何のために?」 → 「私の卒業祝いのプレゼントとして」
という、アクションとその目的を説明する構造になっているのです。
日本語訳
私の姉(妹)は、私の卒業祝いのプレゼントとして2枚のシャツを選んでくれました。
過去形と不規則動詞の実力テスト:10問ドリル
時制(過去形)を見抜く力と、テストによく出る不規則動詞(過去形)をテストするための10問ドリルです。最も適切なものを選択肢から選びましょう。
問題1: I ( ) a book yesterday.(買った)
A) buyed B) bought C) buy D) buys
問題2: She ( ) a letter slightly an hour ago.(書いた)
A) writed B) writes C) wrote D) writing
問題3: We ( ) a big fish last weekend.(捕まえた・釣った)
A) caught B) catched C) catch D) catching
問題4: My mother ( ) me a beautiful sweater.(作ってくれた)
A) makes B) maked C) make D) made
問題5: He ( ) to America three years ago.(行った)
A) goed B) goes C) gone D) went
問題6: I ( ) him at the station yesterday morning.(見かけた・会った)
A) see B) saw C) seed D) seen
問題7: Did you ( ) your homework last night?
A) do B) did C) does D) done
問題8: She didn't ( ) anything to me.(言わなかった)
A) say B) said C) saying D) says
問題9: I ( ) the key in my bag.(見つけた)
A) find B) finded C) finding D) found
問題10: My father ( ) two cars last year.(持っていた・所有していた)
A) have B) has C) haved D) had
【解答と解説】
問題1: B) bought
解説: 「yesterday(昨日)」があるので過去形です。buy(買う)は不規則動詞で bought になります。
問題2: C) wrote
解説: 「ago(〜前)」があるので過去形です。write(書く)は不規則動詞で wrote になります。
問題3: A) caught
解説: 「last weekend(先週末)」があるので過去形です。catch(捕まえる)は不規則動詞で caught になります。
問題4: D) made
解説: 「作ってくれた」という過去の事実です。make(作る)は不規則動詞で made になります。
問題5: D) went
解説: 「three years ago(3年前)」があるので過去形です。go(行く)の過去形は形が全く違う went になります。
問題6: B) saw
解説: 「yesterday morning(昨日の朝)」があるので過去形です。see(見る、会う)は不規則動詞で saw になります。
問題7: A) do
解説: 超重要問題。過去の疑問文(Did 〜?)の後ろにくる動詞は、必ず「原形(元の形)」に戻ります。ここでは「する」という意味の一般動詞の原形 do が正解です。
問題8: A) say
解説: こちらも超重要。過去の否定文(didn't/did not)の後ろにくる動詞も「原形」に戻ります。過去形の said ではなく say を選びます。
問題9: D) found
解説: 「カバンの中でカギを【見つけた】」という文です。find(見つける)の過去形は found です。finded という単語はありません。
問題10: D) had
解説: 「last year(昨年)」があるので過去形です。have(持っている)の過去形は had になります。